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印刷・加工で回避できる!防犯・偽造防止のアイデア7選
チケット、クーポン、証明書・・・
作りたいけどセキュリティ対策ってどうしたらいいの?
もし偽物が出回ってしまった場合に見分ける方法は?
作ると同時に対策ができたらとってもラクで安心だと思いませんか。
今回は偽造防止のための印刷・加工のアイデアをご紹介!
目次
1 偽造とは
近年、高性能なカラーコピー機での偽造による商品券やクーポン券、証明書、パッケージの偽物が出回っている事例は後を絶ちません。
また、本物にほぼ近い状態をデータから作成する悪質な事例も見受けられます。
今後の偽造防止包装市場を例にとると、2022年から2030年までの予測期間で年平均成長率(CAGR)は12.6%で推移しています。
2021年には1203.7億米ドルだった偽造防止包装の世界市場規模は、2030年には3499億米ドルに達すると予測されます。

(REPORTOCEAN2022.3レポート参照)
2 偽造防止対策がおすすめの印刷物
さまざまな用途の印刷物に推奨できます。
チケット類
金券 商品券 クーポン券 割引券 入館券
証明書類
許可証 成績証明書 社員証
文書、書類
契約書 領収書 機密文書 規定書
取扱説明書、マニュアル、パッケージ等
3 印刷・加工で防ぐ・発見する
下記の組み合わせを用途や予算によって印刷・加工に加えていきます。
偽造しにくい印刷物や、ただ見ただけでは判別できない加工を施すことで偽造に気づく印刷物の作成が可能です。
(例)
【…偽造を防ぐ
…偽造を発見】
①特色印刷 
ゴールドや蛍光色など、4色印刷では出せない色。カラーコピーやオフセットでは再現できない。

②ブラックライトインキ 
自然光や蛍光灯の下では透明になっており見えず、紫外線を照射すると蛍光色に光るブラックライト対応インキ。

③箔押し 
紙に圧をかけ表面に箔を定着させる。

④コピーガード 
コピーすると隠れた文字が浮かび上がり複製が簡単にわかる。

⑤透かし 
正面からは見えず傾けたり透かしたりして確認できる。
⑥マイクロテキスト 
肉眼では線や模様に見える極小文字で、拡大すると文字が判読できる。コピーすると文字が潰れる。
⑦ナンバリング 
印刷物に数字やアルファベットを振ることで個別に識別、管理ができる。
4 まとめ
いかがでしたでしょうか?偽造を防ぐ、発見するには様々な技術がありましたね。
万が一偽造されてしまえば、収益も信用も無くしてしまう可能性が高いため、その時に備えて未然に防ぐ、もしくはすぐに発見できるよう防止対策を施すことは必要です。 その分費用はかかりますが、事前に対策をしないことで生まれる損害を考えれば費用対効果は高いといえます。