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2022.08.17ブログ

1分でわかる!スミベタ、4色ベタ、リッチブラックの選び方

印刷をしたらイメージしていた色と違う!?

なんて経験はありませんか?

今回は黒を印刷するときの注意点やおすすめをご紹介!

実は印刷で表現できる黒は3種類もあるんです。

知っていて損をしない知識ですよ!

文字や細かい線はスミベタ!

スミベタというのは黒100%のこと。

黒100%なんだからこれ以上の黒はないでしょ!って思いますよね?

実は黒の面積が大きい場合や塗りつぶしで印刷する場合は、白抜けしたり背景の色が透けてしまったりする場合があるので注意が必要です。

文字や細かい線を印刷するときは、見当ズレの恐れがないためおすすめとなります。

おすすめできません!4色ベタ

4色ベタ

CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の配合をそれぞれ100%にしたもの。

最も濃い黒が表現できますが、インクの濃度オーバーになり、重なり合う紙にインクが移ってしまう裏移りが起こることがあるため、印刷には不向きです。

おすすめのリッチブラック!

リッチブラック

リッチブラックとはCMYKをバランスよく掛け合わせた黒のこと。

深くツヤのある引き締まった黒になり、仕上がりも綺麗で高級感があるのが特徴です。

弊社でおすすめの配合は C40% M40% Y40% K100% ですが、配合を変えることで様々な黒を表現できます。

4色を重ねて印刷するため、見当ズレが起こりやすくなるので細かい文字や模様の印刷は苦手ですが、黒にしたい面積が大きい場合や塗りつぶしには、リッチブラックが最適といえるでしょう。

まとめ

一重に黒といっても、色の作り方で出来上がりの見え方は大きく変わってきます。

それぞれの黒の特徴を抑えて、理想の印刷物を作っていきましょう。